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コラム

タックラベルの初期費用を抑えるコツ

2026.03.23

ー新製品開発で「版代・型代」の負担を減らすプロの知恵ー

新製品の立ち上げ時、予算の多くを製品開発や広告に回したいスタートアップにとって、ラベル制作の「初期費用」は大きな壁となります。「デザインを凝りたいけれど、版代が膨らんでしまう……」「専用の抜き型を作ると数万円かかるのが痛い」といったご相談をよくいただきます。
三協マークは、長年、印刷の現場で培った初期費用を抑えるためのノウハウを持っています。設備に頼るだけでなく、仕様の工夫ひとつでコストは劇的に変わります。今回は、プロが教える賢いコストダウンの秘訣をご紹介します。

技術の基本とメリット・デメリット

レタープレス印刷(※1)において、初期費用の大半を占めるのが「版代(※2)」と「抜き型代(※3)」です。まずはその仕組みを知ることがコスト削減の近道です。

版代(印刷用のハンコ)

  • 仕組み:色ごとに「版」を作成します。4色なら4枚です。
  • メリット:一度作れば、リピート注文(※4)時の費用を大幅に抑えられます。
  • デメリット:初回のみ、色数分だけの費用が発生します。

抜き型代(カット用の刃物)

  • 仕組み:ラベルを特定の形(四角形や円形など)に抜くための専用の刃物(型)を作成します。
  • メリット:高速かつ正確に、どんな複雑な形状でも量産可能です。
  • デメリット:製品専用のサイズで新造すると、1〜2万円、複雑な形状では4〜5万円程度の費用がかかります。

三協マークが解決できること

三協マークでは、特に予算が限られたスタートアップのお客様に対し、以下のような「初期費用を抑える具体的な提案」を行っています。

「既存型」の徹底活用で型代をゼロに

私たちは、これまでの膨大な制作実績から数千種類以上の抜き型を大切に保管・管理しています。 新製品のラベルサイズを、弊社の保有する「既存型」に数ミリ合わせるだけで、新規の抜き型代(1〜2万円相当)を完全にカットすることが可能です。まずは「このサイズに近い型はありますか?」と、設計段階で私たちに相談してください。

「色数」を抑えるデザインの提案

フルカラーでなくても、十分魅力的に見える」手法をご提案するのも、私たちの仕事です。 例えば、銀色の素材に黒1色で印刷することで、金属のような高級感を出しつつ、版代を最小限(1色分)に抑えるといったテクニックです。三協マークは、インクの重なりや素材の活かし方を知り尽くしているため、最小の色数で最大の効果を出す仕様をアドバイスいたします。

将来を見据えた「共通版」の設計

複数のフレーバーやシリーズ展開を予定している場合、共通部分はひとつの版で刷り、商品名だけを差し替えるといった「版の共通化」をご提案します。これにより、トータルの版代を劇的に抑え、スピーディーな多品種展開を支援します。

まとめ|最適な印刷方法を選ぶために

ラベルの初期費用は、発注前の「ちょっとした相談」で大きく抑えることができます。特にスタートアップの皆様にとって、最初のコストを抑えつつ、リピート時に単価が下がるレタープレス印刷は、中長期的なビジネスの強い味方になります。

この予算内で何ができるか?」「既存型で代用できないか?」といったご相談は大歓迎です。
三協マークの豊富な資産と知恵を、ぜひ貴社の新製品開発に役立ててください。

まずは、お持ちのイメージ図をもとにした簡易見積りや、既存型のラインナップ確認から始めてみませんか?


(用語解説)
※1 レタープレス印刷:凸状の版にインクを付け、紙に強い圧力で押し付けて印刷する技術。
※2 版代:印刷機にセットする「ハンコ」のようなものを作る費用。色ごとに必要。
※3 抜き型代:シールを好きな形に切り抜くための「抜き型(ゼンマイ刃など)」を作る費用。
※4 リピート注文:前回と同じ内容で再度注文すること。版代や型代がかからないため、2回目以降はぐっと安くなる。